つらい肩こり・・
あなたは一生懸命に肩を揉んだり、マッサージしていませんか?
肩コリは、
一般的に肩を揉まれるのが普通ですが、
実は肩を揉むと、肩こりが逆に悪化する原因にもなります。
その理由を見ていきましょう。
肩コリを”揉んではいけない”5つの理由
1.毛細血管が破れて揉み返しの原因に
肩コリのマッサージは気持ちいい、
と思って何度も刺激の強いマッサージを行うと、
コリは取れず皮膚下の毛細血管を傷つける原因になります。
毛細血管が傷つくと、
感覚にはモウモウとして熱を持ったような感じになり、
だるさを感じるようになります。
これが、”揉み返し”と言われるものです。
2.何分揉んでも固いコリは固いまま
硬くなった肩の筋肉をグリグリと揉むと
マッサージ中は気持ちがいいかもしれませんが、
10分、20分、30分~と
長い時間、揉み続けたからといって
硬くなった筋肉(硬結)は、柔らかくなりません。
コリの原因が違う場所にあるからですね。
3. 皮膚が厚くなり、感覚が鈍くなる
マッサージの指圧に慣れてくると、
さらにもっと強い刺激が必要になってきます。
もっと強く押してくれないと、
全然効かない!
物足りたい!
という方は、要注意です。
毎回のマッサージのたびに、皮膚に強い刺激を続けるとどうなるか?
皮膚がゴワゴワとして、皮膚が厚くなり、感覚が鈍くなることがあります。
そのことによって、さらに強い刺激が必要になってくるのですね。
4.刺激痛が長引く
肩コリは、軽く凝ったという状態から、
炎症を起こしている状態まで、段階的なレベルは様々です。
硬くなった筋肉は、氷のよう、
ゆるんだ筋肉は、雪解け水のようです。
ある程度の緩みのある筋肉に、低刺激のマッサージはOKですが、
硬く氷のような肩コリを押圧すると、ピンポイントの刺激が加わるために、
刺激痛が続くことがあります。
カチコチになった肩は、ある程度のストレッチや、肩を動かすことによって、少しゆるみをつくることがオススメです。
5.炎症が悪化する恐れがある
肩コリがひどい場合には、
肩の筋肉が炎症を起こしている場合があります。
触れるだけで痛い!動かしたくない!という状態です。
その場合は、揉むのはまずNGです。
「氷で冷やす」などして、炎症をしずめてから、静かにストレッチしていくことをオススメします。
【肩を揉まない】肩コリ解消法マッサージ法
肩を揉まずに、肩コリはどうやったら楽になるの?という方は、
を参考にしてみて下さい。
とても簡単な肩コリ解消法です。
肩こりのマッサージは逆効果 まとめ
ガチガチの肩コリは、まるで氷のよう。肩コリが楽になるときは、そこから氷がスーっと溶けるイメージです。人によって原因は様々ですが、肩コリが溶けるときの感覚は、血が流れたという感覚の人が多いですね。